Ai英語学習

無料で出来る発音&リスニング アメジョで鍛える勉強法

今まで何度も英語を挫折してきました。
特にリスニングがひどくて何を話しているのか全く理解できません。
早くて聞き取れないし、前後がくっついてウニャウニャってなってるし。
このストレスが積み重なってやる気もどんどん下がって勉強をやめる。
この繰り返しでした。

今回45歳の僕が改めて英語をやり直すと決めたとき、これまでの何がダメだったのかを調べてみました。

その結果、僕の頭にある英語は英語ではなかったみたいです。

そこで今回は、僕が現在チャレンジしているアメジョ勉強法を紹介します。

今回の内容は

・簡単な英文を用意して和訳する
・英文をAIに入力してシラブルと発音記号を出力する
・発音記号に沿って発音する
・ttsdemo.comで音声確認する

英文を用意する

僕はアメジョが好きなのでこの英文を用意しました。

A new employee of a company arrives at work first thing in the morning and is cleaning the parking lot when the president appears in his shiny new sports car. When the new employee said, “That’s a cool car,” the president approached him and said, “You’re doing great. Look, You work hard. If you work hard, I can buy another car for myself.

用意する英文は何でも良いですが

・好きなもの
・興味があるもの
・楽しいもの
・文章が短めなもの
・出来るだけ簡単なもの

これらを用意できると飽きることなく継続しやすいです。

好きなことについての情報収集は楽しいですし集中できます。
難しいものや興味の薄いものは、多くのやる気が必要なのでおススメしません。

「苦しい勉強」をやめる
「つまらない」は続かない
やる気を大事にする

英文を和訳する

先ほどの英文を和訳するとこうなります。

とある会社の新入社員が朝一番に出社して駐車場を掃除していると、そこに社長がピカピカのスポーツカーで現われた。「かっこいい車ですね」新入社員がそう言うと、社長は彼に近づきこう言った。「がんばってるな。いいかい?一生懸命働くんだ。そうすれば私はこれをもう一台買える」

まずは自力で和訳に挑戦します。
その後、すでに和訳されているものと見比べて内容が合っているかを確認します。
もし、元の和訳がなければdeeplグーグル翻訳などで翻訳しましょう。

英会話練習では和訳はあまり意味がないとネットで見たことがあります。
英語脳にならないためです。
でも僕は和訳をすることで内容理解を深めて、少しでも続けられるように勉強のハードルを下げる目的でやっています。
普段は出来るだけ自力で和訳していますが「なんとなくこんな感じ」でやっています。

慣れるまで勉強のハードルを下げる
完璧を目指さない
ゆるく学ぶ

不明な単語や文法を確認する

英文に不明な単語がある場合は意味や用法を確認します。
文法に不安なところがある場合はネットや文法書で調べておきます。

この作業をサボると英文の内容が頭に入って来ないので、つまらなくなって続かなくなります。

と言いつつ、文法理解という点で大切な作業だと思いますけど
ガッチガチの勉強は続かないのでゆるくやっています。

そのため、なるべく簡単な英文を用意することをおススメします。
僕が心がけているのは楽しみながらやること。
これを一番大切にしています。

続けることが一番大事
無理をしない
楽しみながらやる

シラブルに分ける

用意した英文をchatGPTやBird、BingなどのAIに入れてシラブルに分け、その発音記号も出力します。
実際に僕が使っているプロンプトは以下になります。

あなたは言語学者です。
次の英文をシラブルに分け、それぞれの発音記号を記載してください。
また、原文は記載せず発音記号を続けて書いてください。
例として発音記号は以下のように記載してください。
æz/ ðə/ ˈkrɪm.zən/ sʌn/ dɪps/  
用意した英文はここに入れています。

これがシラブルに分けられたものになります。

A/ new/ em-ploy-ee/ of/ a/ com-pa-ny/ ar-rives/ at/ work/ first/ thing/ in/ the/ morn-ing/ and/ is/ clean-ing/ the/ park-ing/ lot/ when/ the/ pres-i-dent/ ap-pears/ in/ his/ shin-y/ new/ sports/ car./ When/ the/ new/ em-ploy-ee/ said, “That’s/ a/ cool/ car,”/ the/ pres-i-dent/ ap-proached/ him/ and/ said, “You’re/ do-ing/ great./ Look,/ You/ work/ hard./ If/ you/ work/ hard,/ I/ can/ buy/ an-oth-er/ car/ for/ my-self.”

今回僕が一番重要だと思っているのが、この「シラブルに分ける」です。
今まで僕がやってこなかった事で「頭の中の英語と違う!」と思った決定打でした。
AIを利用すると数秒でシラブルに分けて、対応した発音記号も出力されます。
僕の勉強法の要です。

自分の発音と実際の発音が違うことがある
シラブル単位で発音する
ここは丁寧にやる

練習前の自分の声を録音する

出力された発音記号を見ながら発音します。

æ/ njuː/ ɪmˈplɔɪ.iː/ əv/ ə/ ˈkʌmpə.ni/ əˈraɪvz/ æt/ wɜːrk/ fɜːrst/ θɪŋ/ ɪn/ ðə/ ˈmɔːrnɪŋ/ ænd/ ɪz/ ˈkliː.nɪŋ/ ðə/ ˈpɑːrkɪŋ/ lɒt/ wen/ ðə/ ˈprɛzɪ.dənt/ əˈpɪərz/ ɪn/ hɪz/ ˈʃaɪ.ni/ njuː/ spɔːrts/ kɑːr/./ wɛn/ ðə/ njuː/ ɪmˈplɔɪ.iː/ sɛd, “ðæts/ ə/ kuːl/ kɑːr,”/ ðə/ ˈprɛzɪ.dənt/ əˈprəʊtʃt/ hɪm/ ænd/ sɛd, “jʊər/ ˈduː.ɪŋ/ greɪt./ lʊk,/ jʊ/ wɜːrk/ hɑːrd./ ɪf/ jʊ/ wɜːrk/ hɑːrd,/ aɪ/ kæn/ baɪ/ əˈnʌð.ər/ kɑːr/ fɔːr/ maɪˈsɛlf/.”

練習前後の比較用として録音しておくと、違いがハッキリ分かるのでおススメです。
発音記号が分からない場合や不安な場合は、YouTubeやお気に入りのアプリで確認します。

僕は English Sounds というAndroid用の無料アプリを使っています。
English Sounds はアプリ内の表記が英語ですが、解説動画には日本語字幕があるので自分に合わせて学べます。

自分が今いる段階が分かる
聞き直すとどこがダメなのか分かる
録音すると成果がはっきりわかる

発音記号を見ながら音読

ここからは実際に声を出して練習します。
まずは最初の文章です。

æ/ njuː/ ɪmˈplɔɪ.iː/ əv/ ə/ ˈkʌmpə.ni/ əˈraɪvz/ æt/ wɜːrk/ fɜːrst/ θɪŋ/ ɪn/ ðə/ ˈmɔːrnɪŋ/ ænd/ ɪz/ ˈkliː.nɪŋ/ ðə/ ˈpɑːrkɪŋ/ lɒt/ wen/ ðə/ ˈprɛzɪ.dənt/ əˈpɪərz/ ɪn/ hɪz/ ˈʃaɪ.ni/ njuː/ spɔːrts/ kɑːr/.

僕はゆっくり確かめながら発音して、分からない所や怪しいところは ttsdemo.com の「TTS Demo」に入力して音声確認しながらやっています。

ttsdemo.comの使い方はこちら

理想の発音はここで学ぶ!AI活用して発音強化と英会話に挑戦! いつも同じ内容の練習では飽きるので、遊び心くすぐる物は無いかなと検索。併せて発音練習するためには正しい発音が必要だ!と色々探していたと...

慣れてきたら ttsdemo.comを「AI Demo」に切り換えて、自分で発音して音声入力をします。
そこで認識されたら次の文章を練習します。

AIは完璧ではないので認識しない場合や、別の表現になることがあります。
完璧ではなく、ある程度という感覚で練習しています。

最後の文章までやり通せたら、全体通して止まらずに発音出来るまでやります。
僕は全文を「TTS Demo」に音声入力して確認しています。

この辺りは自分で納得出来れば良いです。
今日は2周、明日は3周とかでも良いです。
無理しないで行きましょう。

慌てずにゆっくりやる
相手はAIなので恥ずかしがらずに思いっきりやる
出来るだけ認識されるように練習する
でも無理はしないで完璧を目指さない

役者のように「なりきって」やる

僕は独学でひとり英会話をしているので ttsdemo.com を使用して、抑揚やアクセントを確認しながらやっています。
その際、棒読みにならない様に気を付けています。
目の前にはAIがいますので、人がいる想定で話しかけるようになりきっています。

最後に今日の仕上げで練習後の発音を録音して、練習前と比べると成果がハッキリ現れます。

抑揚やアクセントを大胆にやってみる
AIは怒らないから安心
やる気につながる Before After はとても大事

まとめ

いかがでしたか?
「こんなのもうやっているよ」という方がいるかもしれません。
でも僕がやって来なかった方法で以前よりも少し理解できるようになってきました。
AIが発達して無料で効果的に学べるようになりました。
うまく活用して楽しく英語学習をしましょう。

今回の内容のおさらい

・簡単な英文を用意して和訳する
・英文をAIに入力してシラブルと発音記号を出力する
・発音記号に沿って発音する
・ttsdemo.comで音声確認する

僕の勉強法が皆さんのモチベーションになれたら嬉しいです。

今回はここまで

では、また。